日本では、「歯科医院は歯が痛くなってから行くところ」という考えが未だに浸透しており、その結果、日本人の歯は病気を発症するたびに削られ抜かれています。
80歳での平均残存歯数が5〜6本しかなく、世界-の入れ歯大国になっています。
一方欧米では、「歯科医院は定期的に行き、歯や歯ぐきを清掃するところ」という考えが通例になっています。定期検診に通う方が日本ではわずか3%であるのに対し、アメリカやスウェーデンでは70〜80%にも達しています。
また、小児期からの予防やメインテナンスの習慣により、80歳での平均残存歯数がアメリカやスウェーデンでは18〜20本以上と、予防が大きな効果を上げていることがわかります。
当院ではそれらの結果をふまえ、予防・メインテナンスに力を入れています。